飯田線435分耐久

 どうもご無沙汰です。思い立ったら行きたくなる病気にかかってる気がするかんくうどす。

今回は題名にもある通り飯田線に行ってきたらしいです。

飯田線と言えばなんでしょうか。例えば電波の届かないところが多く、秘境と言われているとかでしょうか。(なんならJR東海が飯田線秘境駅号とかいう自虐ネタ満載(?)の急行列車を走らせてる)

あとは、平井信号場から豊橋の区間は複線なのに片方をJRが管理し、片方を名鉄が管理して共用してるとかですかね。

まぁこんな路線をヘロヘロになりながら乗ってきたので紹介します。


高尾→上諏訪

安定の中央線

もう何度乗ったことか…て感じですわ

こんなところ紹介してもいいことないので割愛します。


上諏訪→豊橋

上諏訪→辰野

豊橋まで同じ列車なのですが、なにせ長いので区間ごとに分けようかと思います。

まずは辰野まで。

馬鹿なことを始める起点は上諏訪駅。

日曜日に行ったこともあって鉄オタの方々がたくさんいました。

上諏訪から岡谷まではJR東日本の区間ですが、飯田以南へ行く列車はJR東海の車両で運転されています。ちなみに私が乗ったのは313系

この列車もうお腹いっぱい

割と人が乗った状態で上諏訪を発車し、諏訪湖のほとりを走っていきます。

余談ですが、諏訪湖のほとりに片倉館という温泉があります。

663highland
投稿者自身による作品
CC 表示 2.5

左がその片倉館なのですが、実はここあの有名なテルマエロマエの映画版のロケ地となっています。

私は一度行ったことがあるのですが、なかなか楽しいところですよ。

ご飯もおいしいですし。

一度行ってみることをお勧めします。


辰野→天竜峡

ここからはJR東海の区間になります。

運転士2人、車掌1人の3人態勢で走り始める列車。最初は不思議だったのですが、後に運転士が2人乗っている理由が分かります。

飯田線のこの区間は伊那電気鉄道という私鉄なこともあり駅がとにかくたくさんあるんですね。しかも街中であるけれども景色がどんどん変わっていくので楽しいんですよこれがまた。

因みにこの列車の車掌は毎駅間で車内を巡回して、駅に着くと乗客から切符回収していてすごいなぁと思いました。

しばらく発車や停車を繰り返していて気づきました。この運転士運転むっちゃ上手じゃん!!

停車や発車したときの揺れがとても少なくて快適なんですよね。長時間乗る身としてはありがたかったです。

2時間ほど走ると伊那大島駅につきました。

なんとこの周りに何もない駅で運転士が交代したんですよね。なるほど運転士の待機場所がないから最初から運転士を乗せていたんだと…

そこから進むこと1時間、飯田駅も過ぎ、天竜峡に到着しました。

ここで住宅街は終わり、2時間ちょっとひたすら山の中を走っていきます。

じつはここまで3時間30分かかってるんですよね…


天竜峡→本長篠

隣の千代駅をすぎると風景が一気に変わり、建物が見えなくなりました。

大嵐駅まではずっと天竜川のそばを走っていきます。

これは為栗駅から撮った写真ですね。

写真だと伝わりにくかと思いますが、実際無茶苦茶綺麗なんですよ。

百聞は一見に如かずっていいますし、一度は行ってみることをお勧めします。(腰が痛くなるのでお勧めしない)

そこから走ること1時間、中部天竜駅に到着しました。

ここで対向列車とのすれ違いで少々停車します。

この駅にはもう東京ではほとんど見られない構内踏切がありました。
飯田線では割と見たのですが、良い機会なので少し紹介させていただきました。

唐突ですが、飯田線のこの区間ってご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、電波が全然届かないんですよね。

駅では届くのですが、駅間は下の写真のような状態で、twitterをやるのに苦労しました。



大嵐駅をすぎると長いトンネルに入り、抜けると今度は水窪川に沿って走り始めます。

しばらくすると面白い形の駅舎が見えてきました。

Asturio Cantabrio
投稿者自身による作品
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東栄駅の駅舎です。

愛知県最東端の駅らしいです。

この駅の位置する東栄町では、重要無形民俗文化財に指定されいる花祭というものが行われており、このお祭りで使用される鬼の面をモチーフにこの駅舎が建てられました。

数分おきに駅に停車するとだいたい集落があるのにとても卑怯さを感じられるというのが面白いですよね。


本長篠→豊橋

ここからは住宅街を走ります。

楽しいのですが、あまり話す内容がないので、豊橋駅より3駅手前の小坂井駅まで飛びます。

小坂井をすぎると複線となります。

そして東海道本線と名鉄と合流するのですが、ここからが面白くてなんと名鉄と豊橋まで線路を共用するんですね。しかも下り線はJRが管理し、上り線は名鉄が管理するという謎な方法。

え?最初に聞いたって?いいからいいから

なんとこの方式始まってから93年も経つんですよ。凄いですね。

飯田線と名鉄の前身である豊川鉄道(豊橋から三河川合駅までは豊川鉄道が開業させた)と愛知電気鉄道がこの協定を結んだことが始まりとされています。

ただ上下線ともにJRが運行管理をしており、遅延すると名鉄は豊橋駅に入線させてもらえません。名鉄涙目

そして、供用区間の船町駅と下地駅には名鉄の全列車と飯田線の一部普通列車は停車しないので注意が必要です。

あ~あまた長話しちゃったよ…オタクキモいな



豊橋→熱海

一度浜松駅で乗り換えているのですが、大したネタもないので熱海までまとめて書いちゃいます。

豊橋からは東海道線に乗ります。

本当に話すことがない。

寝てたし。

浜松からの6両編成の電車がオール211系でトイレがなかったことぐらい。

313系にはトイレがついているのですが、東海道本線の211系はトイレがついてないので鉄研部員にさんざんに馬鹿にされた歴史があります。←だからなんだよぉ


熱海→東京

さすがに疲れたのでここからはグリーン車に乗ります。

ガラガラだったのでありがたかったです。

真っ暗で何も見えない外をぼーっと眺めながら1時間30ほど乗っていました。

そうそう品川の留置線に12月21日からは走り始めたE235系1000番台が留置されていました。(旅に行ったのは運用開始前)

今回はさすがに夜遅かったので、東京駅で駅そばも食べずに直帰しました。

グリーン車の感想が知りたかったらこことかこことか読んでね!!


思ってたよりも楽しかったのでまた行ってみたいというのが本音です。

~fin~


外部リンク

片倉館ホームページ

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